本格生湯葉を手軽に味わえる 蓋を開けるだけで食卓が高級料亭に!
湯葉ってそもそもどんなもの?
湯葉が京都に伝わったのは鎌倉時代後期といわれています。当時の南宋に、榮西禅師や道元禅師など多くの留学僧が渡りました。そして、新しい禅宗や中国での僧堂生活、その中での茶の湯の礼法や典座の訓えと共に、「ゆば(湯葉)」を日本に持ち帰りました。多くの寺院本山がある京都では、当時から精進料理として親しまれてきました。
いつの時代も京都で人気の食べ物の筆頭に挙がる湯葉。その日の分だけを毎朝手作りする豆腐や湯葉の美味しさは格別で、わざわざ京都に足を運ぶ価値があるというものです。
というのも、湯葉の消費期限は大変短く、京都以外の地域では中々手に入れるのが困難といいます。そんな湯葉を、京都の外の方々にも美味しく味わって頂きたい思いで私たちは『豆の華』を開発しました。
開発秘話
その願いを得て、心より心に伝ふる華なればーー。
「豆の華」が生まれました。
消費期限を大幅に伸ばすことに成功!
湯葉は賞味期限が短い商品のため、いつでもすぐに食べられるように常温の商品を作りたいという思いより、当初はパッケージにレトルト等を試したのですが、賞味期限が1年までしかもちませんでした。
わたしたちは試行錯誤を行い、缶詰にすることで、3年の賞味期限が確保されたため、備蓄食、保存食にもなります。また、長期保存が出来るため、非常食としてもご利用いただけます。
手軽に調理が可能!3つのメリット
【1】プルトップなので缶切り不要です。
【2】缶に入ったまま湯煎をして、お召し上がりいただけます。
【3】プルトップの蓋を外し、そのまま電子レンジで温められます。
安心食材として
3年という保存が可能な『豆の華』は、
酸化防止剤を添加していません。
食への意識の高いお客様にも安心をしてお召し上がりいただけます。
どうしても譲れない「3つのこだわり」
厳選された国産大豆
厳選された大豆は、たんぱく質を多く含み、もっとも良質で湯葉に適した品種「フクユタカ」。国産大豆の中で最も豆腐にも使用されている、味・香り・風味共、バランスの良い品種です。
濃厚な豆乳に仕上げる
大豆を擂った物と、水を合わせ全体的に火が入るように、炊き上げます。なめらかさは、熟練した職人が毎日確認を行い、湯葉に適した粒子の大きさにします。豆乳とおからを分け豆乳の濃度を毎日調整しています。
上品な味付け
湯葉(大豆)のまろやかな風味が味わえるよう、味付けを濃くしすぎないようにこだわりました。だし卷湯葉の味付けに使用しているのは、上品な味わいの利尻昆布です。
職人の手作業による湯葉づくり
湯葉の中でも、「生湯葉」というのはごく一部。
通常、スーパーなどで売られている湯葉は、ほとんどが乾燥させたものです。そして、乾燥湯葉と生湯葉に適した材料には違いがあり、私ども熟練した職人には見極める目があります。
生湯葉缶詰め『豆の華』は、素材選定から加工に至るまで全て私たち職人が行っています。
こだわりの豆乳を湯葉の釜へ移動します。湯葉釜の温度管理・湯葉のはり具合等、熟練した職人が細かく管理を行っています。職人が一枚一枚手作業で作業を行い、「汲み上げ湯葉」「引き上げ湯葉」「平湯葉」が出来上がります。
機械によるオートメーション化をせずに、職人が手作業で製造を行う『豆の華』気候や素材によって微妙な調整も全て人が行います。ご覧の通り、湯葉を巻く作業や切り分けるのも熟練の職人が行っています。
大豆製品の中でも、栄養価が非常に高い湯葉。
コレステロールを含まない良質な植物性のたんぱく質を多く含んでいます。弊社では、「畑のお肉」といわれる大豆のみを使用し、丹精込めて一つ一つ手作りにて湯葉を作り上げています。
大野さん、教えて。
「どんな食べ方をしたらいいですか?」
プロの料理人さんにききました!
「豆の華」さしみ湯葉は、豆の味が生きていて最初に山葵醤油でシンプルに味わってみて欲しいですね。
「豆の華」だし卷湯葉は、もちろんそのまま召し上がって頂くのもいいです。薄く上品な味付けですから。一般の家庭では下味としてちょうど良いので、お好きな方法で加工してみるのも良いかと思います。
~大切にしたのは、和の感性を伝える「日本らしさ」~
湯葉缶詰を包む小箱は「素」の白、そして小箱を優しく包み込み守る外箱は「玄」の黒。 外箱の表面は霞がかった文様がうっすらと見える陰影のある仕上がりにしています。上品な贈答用としても「豆の華」湯葉缶詰をお選びいただけるように、という思いでデザイン しました。
深川愛子 デザイナー
株式会社ヒロ・コーポレーション
デザイナーにききました!
パッケージに使われている図柄は、職人の手により繊細な湯葉がくるくると巻かれた姿と、湯葉が 幾層にも重なる様子をそれぞれ描いたものです。 基調となる色は「素」の白と「玄」の黒で光と陰を表現し、金色が華やかさを添えています。 日本人は古来より素材そのままの色を白と捉え、西洋紙の白さより和紙の白さに温かみを感じます。
急な来客にもおもてなし料理に!
長期保存が利くから非常食としてもいいね。
お中元やお歳暮など、日頃の感謝を込めて贈答品に。
どうやって買えますか?
京都のお出汁文化を再現しただし卷湯葉
シンプルな素材の味わいのさしみ湯葉